講師紹介

 初めまして、大窪玲子と申します

このたび東京都府中市に拠点を置く「りっかの会」で指導を担当することになりました。

若輩者ではございますが、精いっぱい務めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします

 

私の特徴について3つご紹介いたします

 

(1)八重山民謡が学べる

 

三線で演奏される沖縄の伝統音楽にはさまざまなジャンルがあります

有名なものでは「琉球古典音楽」「沖縄民謡(琉球民謡)」「宮古民謡」「八重山民謡」「奄美の島唄」などでしょうか

三線はそれぞれの時代や地域で愛されてきましたので「三線を弾いて歌う」ということは同じでも、音楽性や言葉は広範にわたります

 

私が専門としているのは、これらのうちの八重山民謡です。私の所属する協会では、師である大濱安伴先生に倣い、「八重山古典民謡」と呼んでいます

八重山古典民謡は、実際に歌ってみるまで知らなかったという人がほとんどです

私は素朴さの中に人の温かみや力強さが感じられて好きなのですが、みなさんはどうかな、好きになっていただけるといいな...という気持ちで稽古しています

 

私は八重山の出身ではありませんので、それだからこそ、八重山の方々に失礼にならないように丁寧に研究することを心がけています

八重山出身の方はもちろん、沖縄出身の方も、ヤマトゥ出身の方も大歓迎です。一緒に稽古しませんか

  

(2)癒される、だけじゃない!


三線の音色はとても美しく、癒されます。八重山民謡の旋律は美しく、現代の歌にはない魅力があります。それらはもちろん「魅力」ですが、唄三線から得られる「魅力」はそれだけではないと私は考えています

 

「唄半学」という言葉をご存知でしょうか。唄を学ぶということは、半分は学問をしているようなものだ、という意味です。唄が生まれてから現在まで歌い継いできた人々の人生、歴史、教訓...知れば知るほど興味が尽きない世界を、ぜひご自分で確かめていただければと思います

 

何百年も続けられてきた伝統芸能に繋がっていくということの喜びを、多くの方に感じていただければ幸いです

 

(3)いつでも辞められる

 

おもしろそうだと思っても、やってみたら好みではないと気付いたり、ある程度で飽きてしまうこともあると思います。また歌三線の稽古は金銭の対価としてあるものではなく人間関係の上に成り立つものですので、指導者や仲間との相性のようなものもあると思います

 

稽古というものは「好きだ」「やりたい」と思えてこそだと思っていますので、気持ちがなくなったら退会するというのは自然なことだと考えています。「引き留められて辞めにくいのでは?」とのご心配には及びません

 

いつでも辞められることを前提に、気軽にお始めください。

そして「いつのまにか20年もやっていた」となっていたら最高ではないでしょうか

 

 

(師範免許審査にて 2019年)

 

2000年 八重山古典民謡を始める

2012年 八重山古典民謡コンクール最高賞 一位独唱

2013年 教師免許

2019年 師範免許


八重山古典民謡伝統協会 師範 大窪玲子

兵庫県尼崎市出身 1969年生


(大濱博起師匠と  2013年)